アテナイス・ド・ベル(シャトー・ド・ベル)
シャブリ地方で400年の歴史を有するシャトー
モノポールの【クロ・ベル】
父親の代からワインを醸造しネゴシアンに販売していましたが、病のため栽培が出来なくなり近隣の栽培者に全ての畑を貸していました。父が亡くなってから更に10年貸していた畑は、農薬と除草剤で雑草が生えないような状態となっていました。
現当主のアテネは、2002年まで勤めていたパリの投資銀行を辞め、ボーヌの醸造学校を出るとサヴィニーレボーヌのシャンドン・ド・ブリアーユ(ビオディナミ栽培)で1年働き、自分が目指すビオロジックの基礎を作り上げます。
【シャブリ・オランジェリー・サン・スフル】
その後アテネは、最先端の技術を駆使してワインを造る南アフリカの生産者で1年研修。発酵温度や酵母、亜硫酸の添加に至る多くのデータを頭に入れ、加えて機械に頼る醸造を習得したアテネは、「自然なワイン造りを実践しないと真のテロワールは表現できない」との結論を持ち帰ります。
2005年にシャトー・ド・ベルを引き継ぎ、現在は実験的に1haを馬で耕し、トラクターを使用した区画との違いを調査しています。
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自然派ワイン
シャトー・ド・ベル/シャブリ・キュウ゛ェ・ジェル16 750ml
10,230円(税込)
テイスティングコメント黄金色。蜂蜜、りんごのコンフィチュールや蜜、ナッツ、乳酸的なまろやかさなど上質なシャンパーニュを彷彿とさせる緻密で深みのある香りが伺えます。軽く火を入れたりんごや蜂蜜など芳醇な風味にシャブリらしい引き締まった酸や塩味感じられ、張りのある凛とした印象を与えます。果実の風味は密度のしっかりとしたエキス感が感じられ、生き残った葡萄の力強さがひしひしと伝わってきます。豊かな果実の風味にメープルシロップ、ビターカラメル、ドライハーブのニュアンス、乳酸的な風味が少しづつバランス良く重なっていくように溶け込み、抑揚やコク深さ、旨味が感じられ口中を覆うように膨らみます。シャープな酸が中心となりブレがなく、熟成由来の複雑性や豊満な風味が調和しながら取り囲むように感じられ、たっぷりと旨味のあるリッチな辛口の仕上がりです。 -
自然派ワイン
シャトー・ド・ベル/シャブリ・クロ・ベル・モノポール18 750ml
15,400円(税込)
テイスティングコメント黄みがかった麦わら色。りんごやプラム、柑橘などのコンフィチュール、パイナップル、アカシアの蜂蜜、蒸し栗、エルダーフラワーなどの白い花、鉱物的な香りが感じられ、香りからも明るい果実の様子に様々な要素が加わり複雑でコク深いイメージを抱きます。1本芯の通った張りのある凛々しい酸が、エキスの詰まった充実感のある果実や蜜などの風味にメリハリや輪郭を与え、真っ直ぐに先へと導くように流れ、豊かな風味はふっくらと口中を覆うように留まります。透明感があり凛とした佇まいでスッキリとした飲み心地でありながら、樽由来の蒸し栗のようなホクホクとした印象と芳醇な風味が調和良く溶け込み、緻密なエキス感、コク深さや円み、複雑性に富んだリッチな雰囲気が余韻に長く続きます。モンセール同様に抜栓以降、数日経過しても崩れることはなく、時間をかけてお楽しみ頂けます。 -
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